世界から総勢65ブランドが出店する日本最大級の時計展「三越ワールドウオッチフェア」。限定品、稀少モデルなどとともに奥深き時計の魅力にドップリ浸れる13日間は8月15日(水)からスタート! そこで出会える、機械仕掛けの腕時計とは?
機械仕掛けというと、どこか人間味に欠け、無個性で面白みがないもののように思われがちだが、むしろ機械には個性が溢れている。
なぜならばそれを作ったのはほかならぬ人間であり、使うのも人間だからだ。設計者の意図や発想が形になり、使ううちに持ち主のクセも移る。
機械式時計もまさにそうだ。なかには信じられないほどの緻密さや大胆さを備えたものもある。いわばそれは、無限大な人間の想像力を示しているのだ。
BOVET
ボヴェ/エドアール・ボヴェ トゥ—ルビヨン
懐中時計の名残をとどめるダブルフェイス
K18ローズゴールドケース、46mm径、手巻き。4200万円[予価]/DKSHジャパン 03-5441-4515
懐中時計ではかつて工芸品として、表裏に多機能を備えた超複雑機構のものが作られてきた。その伝統に倣い、本作では表に時分針と昼夜表示のほか、北半球と南半球形を象った球面レリーフにそれぞれ24都市と連動した24時間表示タイムゾーンを設ける。そして裏に時分表示とパワーリザーブを備える。
6時位置に見えるフライングトゥールビヨンは、表裏から楽しめるダブルフェイス仕様。さらにリバーシブル装着、ストラップを外してクロック、チェーンを着けて懐中時計として楽しめるなど、1本3役で活躍する。
裏面の時刻表示は表面と連動し、左に備えたパワーリザーブは10日間の長時間動作を誇る。ムーブメントのプレートには美しいハンドエングレービングが全面に施されている。
【関連記事】:快適な旅を叶えるトラベル小物特集
ラグジュアリー関連製品 URL 2021年08月31日(火)18時19分 編集・削除
(プラダ)は1913年にマリオ・プラダがイタリアのミラノに皮革製品店を開業したのが始まり。